障害があって歯医者さんへの通院が不安な方へ。当院の障害者歯科への取り組み|ひまわりファミリー歯科 おかやま北長瀬院|岡山市北区の歯医者

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岡山県岡山市北区今3丁目26-28 コープ大野辻2階

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障害があって歯医者さんへの通院が不安な方へ。当院の障害者歯科への取り組み

「子どもに障害があり、歯医者さんで治療を受けられるか心配」

「じっとしていることが難しく、これまで歯科治療を断られたことがある」

「治療の必要性は分かっているけれど、本人が歯医者さんを怖がってしまう」

このようなお悩みを抱えているご本人やご家族はいらっしゃいませんか?

障害のある方の中には、歯科医院という慣れない環境に強い不安を感じたり、診療台に座ることが難しかったり、治療中にお口を開け続けることが難しかったりする方がいらっしゃいます。

そのため、「歯が痛くなるまで受診できなかった」「どこに相談すればよいか分からなかった」ということも少なくありません。

岡山市北区・北長瀬エリアのコープ大野辻2階にある、ひまわりファミリー歯科おかやま北長瀬院では、一般的な歯科診療に加えて、障害のある方の歯科診療にも取り組んでいます。

今回は、当院が障害者歯科で大切にしていることについてお話しします。

障害者歯科とは?

「障害者歯科」と聞くと、特別な治療をする歯科だと思われるかもしれません。

しかし、治療するのは、むし歯や歯周病、入れ歯、お口のケアなど、基本的には一般の歯科医院と同じお口の問題です。

違うのは、その方の特性や全身状態に合わせて、診療の方法や環境を工夫する必要があることです。

例えば、知的障害や発達障害などによって治療の内容を理解することが難しい方、身体を一定の姿勢に保つことが難しい方、歯科治療に対して強い恐怖心がある方など、歯科診療を難しくする理由は一人ひとり異なります。

障害名だけを見て「治療できる・できない」を判断するのではなく、

「この方は何が苦手なのか」

「何ならできるのか」

「どうすれば安心して診療を受けられるのか」

を考えることが、障害者歯科ではとても大切です。

「歯医者さんに慣れること」から始める場合もあります

初めての場所や見慣れない器具、大きな音などが苦手な方にとって、歯科医院は刺激の多い環境です。

そのため、初めて来院した日に必ず治療をしなければならないとは考えていません。

まずは診療室に入ってみる。

診療台に座ってみる。

歯科で使用する器具を見てみる。

お口の中を少し見せてもらう。

このように、その方ができることから少しずつ始める場合もあります。

一つひとつ経験して、「ここは大丈夫」と感じられることを増やしていくことで、少しずつ診療を受けられるようになる方もいらっしゃいます。

大切なのは、全員を同じ方法で治療することではありません。

患者さん一人ひとりに合わせて、できる方法を一緒に探していくことだと考えています。

ご家族からのお話も大切な情報です

障害者歯科では、ご本人のお口を見ることと同じくらい、ご家族や支援されている方からお話を伺うことも大切です。

「大きな音が苦手です」

「初めての場所では緊張します」

「短い言葉で説明すると理解しやすいです」

「この方法だと落ち着くことができます」

こうした情報は、診療を行ううえでとても重要です。

普段一緒に生活されているご家族だからこそ分かることがあります。

初めて受診される際には、「歯科とは関係ないかもしれない」と思うことでも、ぜひ教えてください。

その方のことを知ることが、より安心して診療を受けていただくための第一歩になります。

むし歯になる前から通えることが理想です

障害のある方の場合、歯が痛くなってから初めて歯科医院を受診すると、診療がさらに難しくなることがあります。

痛みがある。

何をされるか分からない。

知らない場所に来た。

こうした状況が重なることで、不安や恐怖がより強くなってしまうためです。

だからこそ、可能であれば症状がない時から歯医者さんに通い、少しずつ環境に慣れていくことが大切です。

定期的にお口の状態を確認し、歯科衛生士によるケアやご家庭での歯磨き方法などを一緒に考えることで、むし歯や歯周病の予防にもつながります。

「治療するために歯医者さんへ行く」のではなく、「できるだけ治療が必要にならないように通う」。

これは障害の有無にかかわらず、とても大切な考え方です。

お口の機能や「食べること」にも目を向けます

障害のある方の中には、むし歯や歯周病だけでなく、「食べること」「飲み込むこと」などに困りごとを抱えている方もいらっしゃいます。

「食べられるものが限られている」

「噛まずに丸飲みしてしまう」

「食事中によくむせる」

「食べるのにとても時間がかかる」

このような場合には、歯の状態だけでなく、舌や唇の動き、噛む力、飲み込む力など、お口の機能にも目を向ける必要があります。

これまでの記事でもお伝えしてきたように、当院では口腔機能の検査や管理にも取り組んでいます。

また、管理栄養士も在籍しているため、必要に応じて食事や栄養の視点も含めながらサポートしていきます。

「歯を治す」だけではなく、その先にある「食べること」や毎日の生活まで支えることを大切にしています。

通常の方法では歯科治療が難しい場合も

さまざまな工夫やトレーニングを行っても、通常の方法では安全に歯科治療を行うことが難しい場合があります。

治療の必要性が高いにもかかわらず、強い恐怖心がある場合や、治療中に身体を動かさずにいることが難しい場合などです。

そうした場合にも、私たちは「できない」で終わらせるのではなく、患者さんの状態に応じて、どのような方法であれば安全に必要な歯科医療を届けられるのかを考えていきます。

必要に応じて、専門的な医療機関との連携を検討することもあります。

また、歯科治療への不安や緊張を和らげる方法の一つとして、麻酔を用いた歯科治療が選択肢となる場合もあります。

すべての患者さんに同じ方法が適しているわけではありませんので、全身状態や治療内容などを確認したうえで、その方に合った方法を検討することが大切です。

地域の中で障害のある方を支えられる歯科医院へ

障害者歯科というと、大学病院や専門の医療機関で受けるもの、というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。

もちろん、専門的な設備や治療が必要で、大学病院などでの診療が適している場合もあります。

一方で、定期検診や予防、お口のケアなど、地域の歯科医院で継続的に支えられることもあります。

私たちは、地域の歯医者さんとしてできることを増やしながら、必要な時には専門的な医療機関とも連携する。

そのような形で、障害のある方が住み慣れた地域で継続して歯科医療を受けられる環境をつくっていきたいと考えています。

当院の院長 大坪は、日本障害者歯科学会認定医として、障害のある方の歯科診療に取り組んでいます。

障害があるという理由だけで、お口の健康を守る機会が失われないこと。

それが、私たちが大切にしていることです。

「診てもらえるか分からない」という段階でもご相談ください

「うちの子でも診てもらえますか?」

「以前、歯医者さんで治療ができなかったのですが大丈夫でしょうか?」

「どこに相談したらいいか分かりません」

そのような段階でも構いません。

岡山市北区・北長瀬で障害者歯科について相談できる歯医者をお探しの方は、一度お問い合わせください。

コープ大野辻2階のひまわりファミリー歯科おかやま北長瀬院では、まず患者さんご本人やご家族のお話を伺い、「何ができるのか」「どのような方法が合っているのか」を一緒に考えていきます。

むし歯を治療すること。

お口を清潔に保つこと。

しっかり食べられること。

そして、安心して歯科医療につながり続けられること。

障害の有無にかかわらず、一人ひとりが必要な歯科医療を受けられる地域を目指して、私たちは取り組んでまいります。

この記事は、日本障害者歯科学会認定医・日本口腔検査学会認定医である院長 大坪が執筆しました。